ドイツ滞在記!海外生活が苦手な私の3週間 第10話

登場人物

Mote:私

ゴッチ:相方(日本人)

Gary(ギャリー):英国のエンジニア

ボス:Garyの上司

ドイツ3週間の出張 エピローグ

こんにちは、Moteです。

今回もドイツ出張の思い出の10話。

最終回です。

今回は小話をいくつか・・・です。

ドイツで仕事をしていた時、

時間の流れ方に

違いを感じる時があります。

 

どこと?

 

はい。日本とです。

 

日本は、何か毎日せかせかしている。

常に早く早くと

追い立てられている感じがします。

 

一方、ドイツは

のんびり流れているように感じます。

同じ24時間なのに。

 

例えば、

朝6時くらいに出社して午後3時に帰る。

理由は家族サービス。

そんな働き方をしている人もいました。

全体的に余裕を感じました。

2000年前後の話なので

今は分かりませんが・・・。

 

ランチにビール

この会社だけかもしれませんが、

ランチの時間、会社の食堂で

普通にビールが販売されています。

そして飲んでもOKだそうです。

促されましたが、飲みませんでした。

午後、何かあったら

絶対、ビールが原因と言われるから。

 

でも、今こうして振り返ると

飲んでも良かったかなと思います。

 

ビールの他におススメと言われたのが

メゾミックスジュース。

コーラとファンタオレンジを

1:1で混ぜたものです。

それぞれの休日~公園にて

 

出張中、日曜日は個人行動でした。

晩御飯だけは一緒になります。

 

私は何をしていたかというと、

近くに公園で空手の稽古を

することにしました。

1人での稽古の場合、

立禅と這いという鍛錬をやって

型などの空手らしい稽古に移ります。

※立禅と這いは空手っぽくないです。

そうすると、

顔は東洋人、動きは空手ということで

珍しいんでしょう。

声を掛けてくる外人さんがいます。

 

早口のドイツ語で話し掛けられても

何を言っているか分かりません。

ところどころ、

ジャパニーズとか

カラテといった単語は聞き取れます。

とりあえずYesと言っておけば

良いだろう。となります。

 

そうすると、いきなり

「ヤァーーー」

と声を出して構えます。

そして私が形を修正して、

幾つか動きを教えると

満足して帰っていきます。

その時は満面の笑顔で握手します。

こんな事、日本では経験ありません。

 

「それ、実戦カラテ?」

といきなり聞いてくる無礼な奴、

遠巻きに笑いながら見ている奴は

何人もいましたが・・・。

 

公園で汗を流したら、

ホテルの地下のプールとジャグジーで

リラックスしてから

部屋で夕食まで読書したり

また街にでて買い物したり

散歩したりしながら過ごしました。

最終日、トドメの不具合

 

出張も今日の午前中で終わり

午後からミュンヘンに移動して

明日、日本へフライト。

という日のことです。

 

これまで仕事は順調。

目の前で装置も快調に動いています。

あとは12:00になるまで、

この様子を眺めているだけ。

・・・でした。

 

そこに、初日の関係者全員の

ミーティングで会った時以来の

1人の男が部屋に入ってきます。

 

そして、何かを担当者に伝えた後、

「この装置は、こういうことをすると

止まるんだよ。」

と言って、その”こういうこと”

実行します。

そして見事に装置は止まりました。

 

ソフトウェアのバグです。

バグとは和訳すると虫ですが、

このような場合、問題個所

という意味になります。

私は一気に凹みました。

そして、

なぜ、なぜ3週間もいたのに

今頃言う!分かっていたんだったら

早く言えよ!

と怒りが湧いて来ました。

 

そして問題個所の修正に

取り掛かりましたが、

原因を特定出来ないまま、

12:00になり、宿題として

持ち帰りになりました。

 

数か月後、日本の工場で会う事に

なっていたので、

その時までということに。

 

帰国してから

直ぐに原因は分かったのですが、

何とも後味の悪い帰国になりました。

せめてあと1時間早く言ってくれれば。

ミュンヘンでの最後の一夜

 

ホテルをチェックアウトして

ミュンヘンまではタクシーで行く事に。

 

ドイツのタクシーって

ベンツなんですね。

 

日本では高級車でも

こちらでは大衆車なのか、

それともベンツを指定したのか?

 

そういえば日本でも

クラウンのタクシーありますね。

 

ミュンヘンに着いて、

午前中のトドメの事から

気持ちを切り替えて、

以前、話をした日本料理の赤坂に

行く事にしました。

 

お店に人も憶えていて

「ああ、この間の・・。」

日本人客は珍しいみたいです。

 

久し振りの日本食と日本酒。

その日は帰りをあまり気にせずに

飲みました。

そしてホテルにチェックインして

寝ようとしたのですが、

明日は帰国。

だが飛行機に乗るのか・・。

と考えると寝付けません。

 

そして寝坊。

相当焦りました。

ゴッチさんが部屋に電話をしてくれなかったら

やばかったです。

 

まあ何とか無事にフライト出来ました。

 

帰りのフライトはあまり記憶にありません。

前の晩、寝れなかったので

ビールを飲んで寝ていたように

記憶しています。

 

そして、成田に着いて食べた

「天ぷらそば」

絶品でした。

Moteの締めの一言

時には海外に行くのも良いです。

異なる文化に触れることは刺激になります。

日本では見る事の出来ない光景、

食べ物にも出会えます。

 

そして、外から日本を眺めてみる。

これも大事です。

今回、時間の流れといった話をしましたが、

日本にいては感じることのない感覚です。

 

知識だけだと頭でっかちですが、

同時に感覚、感性を磨くことも大事だと思います。

磨くということは触れてみる。

その場所に行ってみる。

ことから始まると思います。

追伸

当時の私が海外に行く時に持っていくもの。

1.メモ帳

2.小さな電卓

3.サブの財布

 

言葉が通じない場合、

メモ帳に絵を書いて説明すると

通じる場合があります。

 

買い物をする時、日本円では?

と計算するためです。

 

財布はメインとサブに分けて

買い物などで人のいるところでは

少額しか入れていない

サブの財布しか出しません。

⇒ 一度これで助かった経験あり

今はスマホ1つで済みそうですね。

でもメモ帳は持っていた方が良いかも。

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