飛んでシンガポール!2001年アジアの旅 第6話

登場人物

・Motegi(私)

・ゴッチ(相棒)

・Gary(ギャリー・英国のエンジニア)

・ボス(Garyの上司)

・アル(ドイツのエンジニア)

・カール(ドイツのエンジニア)

・マイク(英国のエンジニア)

・シン君(日本のエンジニア)

シン君登場の巻

1話から読みたい人はコチラから

 

こんにちは、Motegiです。

今回はシンガポール訪問記の第6話です。

新たにシン君が登場します。

その前に、

前回登場したマイクにそっくりの写真を

偶然見つけました。

納入した装置の台数が多く、

工場も建設途中などで作業の中止

といった要因があり、

メカ的な設置や調整作業が

進まなく工程が厳しくなった

ことを受けて、日本から

1人、作業員を補充することに

なりました。

 

それがシン君です。

日本の工場での組み立てから

調整を担当したうちの1人です。

私達より1週間ほど遅れて

シンガポール入りしました。

 

ここから、ゴッチさんも

作業上の相棒を得て

作業の速度も加速していきました。

 

そして、シン君が到着して最初の週末。

日本人メンバーだけで出かける事にしました。

 

シンガポールの街を散歩してみたい

といったこともあって、

ホテルからは歩いて

オーチャード通りに行く事にしました。

時間には余裕があったので

ゆっくりと景色を楽しみながら歩き、

30分は掛からなかったと思います。

 

しかし、本当に街が綺麗です。

チリ1つも落ちてない。

とまでは行きませんが、ポイ捨てゴミ

と思われるようなものは皆無です。

 

さてオーチャードに着いてからは

お土産を買おうということで、

デパート巡りです。

しかし、荷物を持ち歩くのは嫌だな

ということで見るだけで、

買う事はありませんでした。

ゴッチさんは出張が終わってから

家族と合流するため、ショッピングは

その時にするとの事でした。

 

やがてお昼の時間になって、

どこかで食べようということで

見つけたのが、日本食のレストラン。

(店名は忘れてしまいました)

 

店内に入ったら、

レストランと言うよりも、

日本の居酒屋そのものです。

コンセプトがそうなのか?

お客が私達を除いて外国人なだけで

店内の雰囲気は

新橋のガード下って感じです。

焼き鳥、厚揚げ、そしてビールなど

まざに居酒屋です。

味は・・

まあ、こんなもんだろう。

です。

 

その後、足裏マッサージに行こう

という事になりました。

全員、椅子に座って施術開始です。

 

私とシン君は何事も無く、

施術を受けてるのですが、

ゴッチさんは悶絶で悲鳴を上げています。

他人がああいった感じで苦しんでいる姿を

見るのは非常に楽しいものです。

私はニヤニヤして見ていました。

 

一方、私の施術を担当した方は

盲目のおじさん。

私が全く痛がらないので

不思議だったのか、闘志に火が付いたのか

グリグリと強さを増してきます。

しかし私の方は痛い。ではなく、

痛気持ちいい状態で眠くなってきます。

おじさんは、しきりに首を

かしげてました。

 

全員、終わったあとゴッチさんが

なんでMotegiさんは、あんなにビール

飲んでんのに痛くないんだよ

 

と負け惜しみにも聞こえるような一言を。

 

「うん。俺も不思議です。肝臓は弱ってる

はずなんだけどな~」

と笑って返答しました。

 

時間もそこそこになって、

前から行ってみようと考えていた

リバーサイドで晩御飯にすることにしました。

 

そのため、一旦ホテルに戻りました。

ちなみにそのリバーサイドは、

ホテルから歩いて数分のところです。

軽くシャワーを浴びて

お店がオープンする時刻に出発しました。

 

雰囲気としては日本の縁日が

イメージしやすいかもしれません。

 

川の横にずらっとお店が並び、

通りを挟んで屋台が並んでいます。

 

ちょっとした広場には

自由に使えるテーブルがあり、

屋台から買ってきた食べ物を

いただけるようになっています。

 

もちろん、屋台の前にも

屋台のちょっとしたテーブルも

あります。

どこで食すかは自由です。

 

照明も電球を使っているため

全体的に肌色の光のため

温かみのある明かりです。

まだ食事には少し早いかな

という意見だったので、

お土産屋さんなどのお店が並ぶ

通りを散策することにしました。

 

シン君が気になった店があって

3人で入りました。

そこは中国服を中心にした雑貨店。

 

シン君、最近出来た彼女のために

チャイナドレスを買おうと思ったようです。

緑色の服が気に入ったようなのですが、

サイズで悩んでました。

悩む点は二つ。

↑お店の雰囲気はこんな感じ

小さかったら、着ることが出来ない。

一方、大きめのサイズだと、

「私こんなに太っていない。」

と、怒りを買うかもしれない。

 

まあ、見ている私としては

着れないよりは、着れる方が良いだろう。

そこはしっかり説明すれば良いだけで。

と思うのですが、

 

そこはまた・・・うん、まあ。

Love Loveなんでしょう。

結局、保険として2着買ってました。

 

そして晩御飯となりました。

が、実は、

 

東南アジア風の焼き鳥、

あとはシンガポール風の中華料理

としか憶えていません。

もちろんビールは

タイガービールです。

 

シン君はあまり酒に強くないので

最初の1杯だけで、あとはソフトドリンク。

 

何より雰囲気が良かったです。

川のかすかな匂いと

やや蒸し暑いところに軽い海風。

ビールが進む進む(私だけ?)。

 

あとはホテルに帰って寝ました。

ちなみにシン君のベッドは

私のベッドの隣のベッドです。

 

私の寝息で吐く酒の匂いで

酔ったとのこと。

Moteの締めの一言

雑貨店では私も買い物しました。

何を買ったかと言うと、

 

アントニオ猪木が着ていた

赤いガウンにそっくりのガウンです。

そしてシルクのような肌触り。

 

お店でも試着して

猪木登場シーンをマネしました。

 

あと、これは

面白かったので購入。

 

そして、いつもの事ながら

自宅に戻って

「なんでこれ買ったんだ」

と自問自答です。

旅行から戻って来た時あるあるです。

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日本でも人気の観光地、

シンガポールへの旅の話です。

といっても、まだ序盤ですね。

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