自分の人生の舵は自分で取る

自分の人生は誰のもの?

こんにちわ、Moteです。

1つ、お尋ねします。

 

例えば1年後、

会社に貴方の居場所はありますか?

 

「えっ!考えたことがない!」

それは危険です。是非、考えましょう。

これからの時代、 その感覚はあまりに無防備です。

AIの発達、外国人労働者の増加。

日本は労働者が不足していると 言われていますが、

実はこれはまやかし。

 

不足しているのは、

より安い労働賃金で働く労働者です。

 

年齢を重ねれば、

よほど会社に必要と思われなければ、

もう貴方の居場所は無くなります。

(と思った方がいいです。)

 

しがみつくなら、

会社の無茶な要求を

受け入れなければならない時もあります。

 

また、

危うい立場で就業している方がいます。

それは派遣というスタイル。

 

会社はいざとなれば冷たいもの。

それはバブルが弾けたときのリストラを

目にした時からの私の考え。

 

正社員ですら危ういこれからの日本。

ましてや派遣社員なんて労働力の調整位にしか

思っていない会社が殆ど。

 

あなた、どうですか?

ある日、転勤を命じられたら、

拒否は、すなわち退職を意味します。

 

他人のさじ加減で自分の人生を

いじられてる気になりません?

 

世の景気次第で自分の生活基盤が揺らぐ、

これは不安定この上ない脆いもの。

 

このことを、かつて私が痛烈に感じた

出来事を今から紹介します。

2008年に何があった?

2008年の頃のことです。

当時の私は山形県に住んでいました。

ある業界では有名なメーカーの工場で、

設備管理のプログラムエンジニアとして、

働いていました。

 

ただし、派遣社員として。

 

その工場で働くようになって

既に1年が過ぎてましたが、

「派遣をやめてうちの正社員になれば。」

といった事をローカルに言われるなど

職場の人間関係、そして仕事の内容、

通勤面でも大いに満足していました。

 

しかし、世界中に影響を与えた

ある出来事が起きます。

 

それが・・・・

 

「2008年のリーマンショック」

 

日本全体が不景気になっていったためか

設備投資が控えられ、

その工場からも、製品の出荷が滞ります。

 

生産ラインの幾つかは停止し、

従業員が出社してもやることがありません。

 

遂に、交代で金曜日が休みになる

従業員も出てきました。

 

会社でも経費削減として、

レンタルの観葉植物をやめ、

マイクロソフト・オフィスは

フリーのオフィスソフトに変更する

などの措置が取られました。

 

私はというと、

仕事はありました。

あったんです。

新製品を製造するための装置の設計と

ソフトウェアの作成など。

 

しかし、

 

こういった事態になると、

風当りが強くなるのが派遣社員です。

 

契約した期間までは就業するとして、

次回の更新はないな。

と、うすうす感じはじめ、

 

そこから段々、

社内でも私への気遣いなのか

よそよそしくなっていくのが

見てとれました。

 

そして契約期間が終了する約1ヶ月前、

上長に会議室に呼び出され、

 

「次の更新はない。」

と告げられます。

ある程度、心の準備はしてました。

が、現実となると、

「やっぱりかー」

少しは、期待していたのですが。

 

「本当は、ずっとうちに居てもらいたいんだけど、

今、うちの工場の事を考えると・・・・。

申し訳ない。」

 

確かこんな内容の事を言ってました。

 

私も仕方がない。

と納得するしかありません。

 

でもって

1か月後には、

仕事がなくなるわけですから、

派遣元の会社には

新たな派遣先を見つけてもらうしかありません。

 

一応、大手の会社なので、

その辺は安心していたのですが、

 

提示された派遣先が、

 

茨城県日立市の

日立製作所のグループ会社です。

 

「えっ!!」

私は、

「今住んでいるところの近くで無いんですか?」

と聞いたのですが、

ああいう不況になると、田舎の企業では

先の工場同様、経費節減となり

人を新たに雇うという事をやめます。

 

やめるどころか、切る方向に持っていきます。

 

私はまだ契約期間いっぱいまで

働くことが出来ましたが、

中には期間の途中で解除された人もいました。

 

そう、私のような人が溢れ、

需要と供給のバランスが完全に崩壊。

 

でも、だからって茨城?

 

そんな気持ちが湧き上がります。

 

じゃあ、その派遣会社を辞めて

自分で探せば良いのでは?

と思う人がいるかもしれませんが、

需要と供給のこと、活動する時間もない。

 

数ヶ月、無職でいられるほど

金銭的に余裕がある分けでもない。

 

もう、

「山形は無理かなー。」

と考え始め、

そして茨城に面接に行き、

最終的には、茨城に引っ越す事に。

 

茨城での初日の夜。

健康ランドの露天風呂で

 

夜空を見上げていたら、

涙が出てきました。

誰かの都合で、何かの出来事によって

自分の人生が左右される。

そして、その事に対して

何も出来ない自分に

悔しさを感じたからだと思います。

 

そして、

それから約3年半後、今度は、

「2011年の東日本大震災」

が起きます。

今度も会社の業績が下がります。

 

そして今度は神奈川へ。

この時も、自分の意志ではありません。

会社の都合によっての異動です。

 

でもこの時は、

茨城での就業環境は、合っているとは

思っていなかったためか、

先のような悔しさは有りませんでした。

 

むしろ、次の就業先での

業務内容が合っていそうでした。

 

住めば都

と言いますが、

茨城は住むには良い所だと思います。

この辺の事は別の機会にしますね。

 

そして神奈川の場合、

今通っている武術道場の先生に出会えた事が

良き出来事です。

 

もしあのまま、茨城に住んでいたら

出逢うことは無かったでしょう。

 

自分の人生の舵は自分で取る。

これは大事です。

とても大事です。

 

しかし一方では、

時の流れに任せてみるのも

有りなのかもしれません。

※有名な歌がありますね。

 

舵は自分で持っている。

何時でも操作できる。

 

そうなっていれば

心に余裕が出来て

流れにも乗れるんだと思います。

 

さかのぼっていくと、

リーマンショックがなければ

今、神奈川に居なかったです。

 

一見、マイナスに思えることも

プラスの面もあります。

それは自分の意識次第です。

 

今、50歳を過ぎ、

これまで生きて来た時間よりも

これから生きる時間が短くなったことで、

 

舵は自分で取りたい。

流れは自分で作りたい。

そんな気持ちになっています。

Moteの締めの一言

正社員だから安心

というのは幻想という時代が来ています。

消費増税の影響は、これから徐々に表面化します。

もう一度、お尋ねします。

 

1年後、会社に居場所はありますか?

不景気になっても必要とされますか?

 

もしそうじゃないなら、行動すべきです。

 

何の行動?

それは自分の力で稼ぐ力を得る行動です。

 

時には時流に流されることもあります。

しかし、舵は自分で握っているのか?

それとも他人が握っているのか?

本当に流されるままなのか?

 

ここまで読み進めたということは

何かをこの文書から感じたはずです。

 

だとしたら立ち止まって考える時です。

これからの1年をどう過ごすか?

 

そして、どんな未来にしたいのか?

考えて結論が出たら行動してください。

 

好機です。

 

あっ、

ちなみに会社を辞めるとかじゃないですよ。

いつ辞めても大丈夫な状態にする。

 

会社の無茶な要求には何時でも退職で対抗できる。

こういった状態を作るための行動です。

 

何をしたら良いのか分からない。

そんな時は私に連絡をください。

カになります。

>>連絡する

是非あなたも、

ウルトラ魅力的人生を歩くための一歩を

踏み出してください。

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