飛んでシンガポール!2001年アジアの旅 第5話

登場人物

・Motegi(私)

・ゴッチ(相棒)

・Gary(ギャリー・英国のエンジニア)

・ボス(Garyの上司)

・アル(ドイツのエンジニア)

・カール(ドイツのエンジニア)

・マイク(英国のエンジニア)

メインストリート・オーチャード

1話から読みたい人はコチラから

 

こんにちは、Motegiです。

今回はシンガポール訪問記の第5話です。

今回はシンガポールの大通り、

オーチャード通りのお話、

それも夜のお話です。

 

前回は

ハードロックカフェのお話でした。

といってもハードロックカフェの

お店の事にはあまり触れてません。

有料トイレの話くらいか・・・。

 

ハードロックカフェを後にしたあと、

二つのグループに分かれました。

 

1つは帰宅組。

ドイツ人とシンガポールチーム、

そしてGary。

 

もう1つは、もう一軒行こう組。

日英同盟として

ゴッチさん、マイク、ボス、

そして私です。

ボスはお金を払うために

付き合ったのですが、

なかなか楽しんだみたいです。

 

この出張中、

個人の買い物以外の支払い(主に夕食とバカンス)は

全てボスが行ってました。

もちろん、財源はボスの会社です。そのため、

出張手当がかなり残りました。

 

夜のオーチャード通りを

ブラブラしながら歩いていました。

そして通りも終わろうという場所まで

来たところで、そこには多くの女性が

道に立っています。

 

そう、コールガールです。

 

女性からは声を掛けません。

元締めの男性がいて、

その男性が歩いている外国人に

声を掛け、交渉が成立すると、

立っている女性の中から選んで

呼び寄せます。

そして、そういう場所に

出かけて行きます。

 

私達4人の中では、ボスとゴッチさんが

声を掛けられて話をしてましたが、

私とマイクはその気が無いことを伝えていたため、

ボスとゴッチさんは、何もなく

私達のところに戻ってきました。

 

しかし、その元締めの男性からは

すぐ先にオーチャードタワー

というビルがあって、

そこでお酒が飲めるといった情報を

得てきました。

 

オーチャード通りでは、

結構有名なビルだそうです。

 

早速、4階だったか5階にあるバーで

飲むことにしました。

 

日本で言うとコロナビールを飲みながら、

話をしたり、ダンスショーを観たり。

 

1時間ほどした頃でしょうか?

ボスが席を立って、しばらくしてから

戻ってきました。

 

先ほどの売春の斡旋をしている

男のところに行ってきたようです。

私はノーと告げ、

タクシーで帰る事にしました。

「信じるか信じないかは、あなた次第!」

 

私はホテルに戻ってシャワーを浴び、

寝室で過ごしていたら、

誰かが入ってくる物音がしました。

 

ゴッチさん帰って来たのか、早いな

と思ったら、女性の声がします。

 

そうです、よりによってゴッチさんは、

私達が宿泊しているホテルに連れて来たんです。

私の寝室の前を通って奥のゴッチさんの

部屋に入っていく音がしました。

 

その後の音とか声は省略します。

私は寝室で、何やってんだ!

と思いましたが、人それぞれです。

 

私は病気とかが嫌なので、

絶対にやりません。

 

そして朝になって起きたら、

彼女は既に帰ってました。

 

そして、ゴッチさんと顔を合わせたら、

「声とか聞こえた?」

と聞いてきたので、

 

「ああ、少しね」

と答え。

「ごめん」

と返ってきました。

 

そして、仕事場では私を除く3人は

それぞれの、昨夜の話をしてました。

まあ、内容はここでは割愛します。

 

3人とも楽しんだようです。

 

そして、その日の終日のキーワードは

「オーチャード・タワー」

でした。

 

1次会で帰った組の何人かは

今度は俺たちも行く。

と言ってましたね。

 

Garyには

「Motegiさん、Why?」

と突っ込まれました。

なぜお前は相手しなかったんだ?

という意味です。

 

ちなみに、この当時、

日本人の東南アジアでの売春ツアーが

度々報じられる時代でした。

 

だから現地では、そういう商売の人は

日本人、または韓国人と分かると

積極的に声を掛けてきます。

 

今はどうなのか不明ですが。

Moteの締めの一言

出張が終わっても、

ゴッチさんは続けて休暇を取って、

奥さんと子供をシンガポールに呼んで

家族で過ごすことにしたのですが、

 

オーチャード通りで買い物をしている時、

あの時の女性をすれ違いになって、

もの凄く焦ったようです。

直ぐに顔を隠したため、相手も気付かず

奥さんにはバレずに済んだらしいですが、

後ろめたさで、奥さんと子供の要望は、

ほぼ叶えたと言ってました。

 

その時は、

バレれば良かったのにと

思いましたが・・・(笑)。

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日本でも人気の観光地、

シンガポールへの旅の話です。

といっても、まだ序盤ですね。

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