飛んでシンガポール!2001年アジアの旅 第3話

登場人物

Motegi(私)

ゴッチ(相棒)

Gary(ギャリー・英国のエンジニア)

ボス(Garyの上司)

アル(ドイツのエンジニア)

カール(ドイツのエンジニア)

こんにちは、Motegiです。

今回はシンガポール訪問記の第3話です。

宿泊先について

1話から読みたい人はコチラから

 

前回、話そびれたのが、

宿泊先のホテルのこと。

ホテルの名前は

フレイザープレイス

ググる、

または上記をクリックすると

案内ページが表示されます。

 

ドイツ人もGaryたちも

みんなこのホテルに宿泊です。

 

ホテルはホテルなのですが、

マンションを借りている感じです。

立地場所はこんな感じでした。

リビングは20畳くらいあるし、

トイレは2か所。

風呂はバスタブ有が1つ、

シャワー専用が1つ、

そして寝室は2部屋で、

それぞれにベッドが2つ。

広いキッチンには調理道具も

備えられ、洗濯機も用意されています。

 

加えて当時普及しだした

インターネット接続可能なパソコンも

用意されてました。

まあ、英語だったことと、

今ほどネットに繋ぐことが日常では

無かったので使うことはありませんでした。

 

テレビは日本の衛星放送が見れました。

電源をONしたら「ELT」が歌ってました。

「あっ、ELTだ。」

と私が言ったら、案内人として一緒だった、

ホテルの従業員の女の子が

「Every Little Thing、私好きです。」

と言ってました。

その時、流れていたのが

有名なこの歌です。


「あー知ってるんだ」

と内心思いました。

 

こんなホテルで3週間過ごしました。

ただし、ゴッチさんと二人で。

しかも確か38階とかいう物凄く高い階。

東南アジアって?

翌朝、ホテルのロビーで待ち合わせて

現場に向かいます。

今回もドライバーはGary。

そして時々、ボスです。

 

納入した装置は10台以上だったため、

調整に時間が掛かります。

また工場が建設中のため、

中断せざるを得なかったりなど、

なかなか進まないこともありましたが、

それでも前には進んでいきました。

 

そんな中、

やっぱりアジアは油断出来ない。

(アジアだけじゃないですけど)

日本とは違うんだという事がありました。

 

現地の作業員が工具を貸して欲しい。

と言って借りていきます。

作業が終わっても返しに来ません。

 

それどころか、

いつのまにか工具が無くなっていると

思うと近くの作業員が勝手に使ってます。

しかもそのまま黙って持って帰ろうとします。

 

英語で

「おい、それは俺たちの工具だ!」

と言うのですが、

「これは俺のだ!」

と言い張ります。

そこで

「見せてみろ!」

といって工具の書いた私たちの

名前を指さします。

そこで初めて工具を私たちに戻します。

謝ったりしません。

 

この時に思い出したのが、出発前に、

「工具には全部自分の名前を書け。」

と言われたこと。

 

こういった事件が何回かあったのですが、

私達の工具には名前が書いてある

ということが浸透したのか

やがて無くなりました。

 

全く油断できません。彼らは

「落ちているから拾った。だから私のもの。」

そんな感覚らしいです。

 

そういえば、日本では財布を落としても

中身が入ったまま戻ってくる。

ということに外国人は驚くらしいです。

 

日本の方が世界では珍しい。

ということを感じます。

ランチ・ザ・ショック

さて、ランチの時間になりました。

この建設中の工場での

初めてのランチです。

 

食堂はどこ?

と思いながら外に出て数分歩きます。

そして目の前に現れたのが、

屋根しかない食堂。

うーん、これだけなら

東南アジアぽいと言えば

そうかもしれませんが、

そんなお洒落なものでなく、

 

掘っ立て小屋といった方が

合っているような建物です。

しかもハエがブンブン飛んでいます。

 

そして、そこで出される食べ物ですが、

衛生上、大丈夫なのか?

と思ってしまうほど。

一気に食欲は無くなり、

オーダーも少なめでした。

 

席では、カレーを手づかみで

食べている集団があるなど、

アジアを感じさせます。

 

 

こんな所で3週間も?

 

とその時は思ったのですが、

人間は慣れるものです。

また空腹には勝てません。

 

3日目辺りから普通に食べてました。

また特に腹をこわすこともありませんでした。

 

綺麗な場所で食べる事に

慣れ過ぎているのかもしれません。

 

またメニューは

アジア風味のチャーハン

(のようなもの)

野菜を煮込んだもの。

チキンのスティック

目玉焼き

こんな感じでした。

慣れるとそこそこ美味しく感じてきます。

締めの一言

アジアの国に行くと

毎回思うことがあります。

それは、

自分たちの母国語以外の言語を話せる、

または憶えようとする人が多いこと。

 

その姿勢は、多くの日本人には無いです。

(私もそのうちの1人ですが)

 

ただし、

日本語の練習をする時は

場所を選んでもらいたいです。

 

装置の調整中をしている横に来て突然

「暑い、寒い。早いの反対は何ですか?」

といった感じで質問してきます。

もちろんイラっとします。

仲良くなりたい気持ちは

分かるのですが・・・。

よく読まれている人気の記事

ドイツ滞在記!海外生活が苦手な私の3週間 第1話

マルチ商法は友達なくす 第1話 再会それが地獄への第一歩

東日本大震災の復興の課題はまだ続いてます。

人生の転機が来た時に私が無意識に行う事

自分の人生の舵は自分で取る

感想・意見・質問はコチラから

今回の記事はどうでした?

日本でも人気の観光地、

シンガポールへの旅の話です。

といっても、まだ序盤ですね。

これからの記事で感想などあれば、

送っていただけると嬉しいです。

>>送信フォーム

タイトルとURLをコピーしました