はまり込み注意の野球漫画 One Out’s を刮目せよ!

好きな野球漫画ベスト3

こんにちは、Moteです。

私は、野球マンガが好きです。

 

しかし、

私自身は野球はやったことがありません。

体育の授業でソフトボールをやった程度です。

 

ただ、

空手の技の説明をするときに

野球を例える場合が多々あります。

 

それは野球マンガが好きな事と

無縁ではないと思います。

 

そして今回、紹介したいマンガが

「OneOut’s(ワンナウツ)」

という作品です。

野球マンガで

私の中ではダントツ1位です。

 

ちなみに他では、

「やったろうじゃん」

「ROOKIES(ルーキーズ)」

といったところです。

OneOut’sとは?

この漫画は、

廃刊になってしまった

「ビジネスジャンプ(以後、BJ)」

での連載でした。

 

作者は甲斐谷忍。

他の作品では

「ソムリエ」

「ライアーゲーム」

「霊能力者 小田霧響子の嘘」

などがあります。

どれもドラマ化されてます。

 

ちなみにこのOneOut’sは

アニメ化されてます。



OneOut’sとの出会いは、

職場の若手が読んでいて

一言、

「面白いっすよ」

でした。

 

はじめは

「あーソムリエ書いてた人の・・・」

程度だったのですが、

その若手から単行本を借りて読みました。

 

単行本は既に5巻出ていましたが

 

・・・・・

 

「はまった。」

 

以後、出ている単行本は全て揃え、

BJを立ち読みするようになりました。

 

BJ発売の日に立ち読みです。

(BJでは、これ以外読みたい作品が無かったので、

買うまではしなかったです。)

 

何日かしてコンビニでBJを見かけると、

もう一回立ち読み。

何せ次号の発売が2週間後ですから。

 

そして単行本の新刊が発売されます。

 

その場合、前の巻から読み始める。

上手く話がつながらない場合は、

さらに前の巻から読み始めます。

 

連載を終了した今、

勿論、全巻持っています。

しかし、

滅多に読むことはありません。

 

なぜなら、

一旦読み始めると止まらなくなる。

禁断の書だからです。

 

これまで何度も読んでいるのに、

読み始めると止まらない

悪魔の漫画です。

異色の野球漫画

作者がこの作品を描こうと思った理由の一つに

「過去の野球漫画へのアンチテーゼ」

というのがあります。

 

そして、

「主人公が悪党」

とも言ってます。

 

でも私の中では悪党というイメージはなく、

キレ者って言う方がしっくりきます。

人によっては悪党にも見えるし

作品中の主人公は

悪魔に見える時もあります。

 

が、

全ては試合で勝つため。

この1点だけに知恵をフル回転

させているだけです。

 

あっ遅くなりましたが

主人公の名前は

「渡久地東亜(とくち とうあ)」

 

沖縄の賭博野球の出身の投手です。

 

そして投げる球種はストレートだけ。

それも球速は120km~130kmほど。

しかし、

色んな種類のストレートを投げる。

 

あとは相手の心理をつく。

賭け野球で身に付けた

心理的な揺さぶりを駆使して勝負します。

 

これがまた痛快です。

そしてここが悪魔的でもあります。

 

あと、ここで紹介しておきたいのが

「OneOut’s契約」

という完全出来高払いの契約。

 

勿論、現行のルールでは

許されていない闇の契約です。

 

簡単に説明すると、

 

渡久地がアウトを1つ取るごとに

オーナーから500万円が支払われ、

失点した場合は1点につき

5000万円をオーナーへ支払う。

というもの。

 

この契約を元に、ライバル球団の選手、

そしてオーナーを相手にした、

野球と野球以外の知恵比べが展開されていきます。

 

例えば、

チームのため、わざと失点するというエピソード。

そこで知る、野球にはこんなルールがあったんだ。

 

とか、

走るのが速い陸上選手。

それだけでは野球の走りのスペシャリストになれない。

とか、

インチキ野球を知恵で崩していく。

とか、

優勝するために派手に失点する。

 

全てのエピソードが、

負け犬根性が染み付いた

万年最下位のチームメイトに

賭博野球で培われた

勝負師としての姿を見せることで

考え方を変化させ、

チームを優勝に導く。

というお話です。

 

この漫画に惹かれた理由

力のない立場の人間が

知恵や技術で倒していく。

こういう話が私は好きです。

 

野球漫画と言えば、

熱血、主人公が凄い奴で、

凄い球を投げる。

 

それを取り巻く、これまた凄いバッター。

というのが多かったですが、

 

そうではない。

主人公が繰り広げる勝負。

これが見ていて実に痛快です。

 

憎まれ口を叩きながら

心理的に揺さぶる。

 

他には

「ジョジョの奇妙な冒険」の第2部。

ジョセフ・ジョースターの話も

私の中では該当します。

 

この記事で、この作品に

興味が湧いたら嬉しいですし、

もし湧いたなら読んでみてください。

 

Motegiの締めの一言

ちなみにこの漫画、

単行本は20巻出ているのですが、

話はペナントレース1回分の約半年です。

約8年も連載していたのに・・・。

 

主人公の渡久地の顔も

1巻と20巻ではかなり変化しています。

 

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