飛んでシンガポール!2001年アジアの旅 第15話

登場人物

・Motegi(私)

そして3日目

こんにちは、Motegiです。

今回はシンガポール訪問記の第15話。

まさか15話にもなるとは予想外です。

 

「Alone in the Singapore.」の続きで

3日目のお話です。

そしてこれが、

シンガポール編の最終回です。

 

 

この日ものんびりと起床。

TVをつけてベッドからボーっと

しながらしばらく眺めることに。

 

そして8時30分頃、日本の自社に

電話を入れて現状報告をしました。

といっても報告するものが無いのですが。

 

会社のお金で遊んでいる。

といった感じで

嫌味のような事も言われましたが、

俺のせいじゃない。

文句があるなら、

ケチって格安チケットにした奴に言え!

と内心思いました。

 

その後、たまにはホテルの朝食を

と思い、レストランに行きました。

 

朝食から戻り、昨夜検討した結果決めた

シンガポールの海のクルージングツアーに

出かける準備をして、いざ出陣。

1人じゃ・・・

ホテルのカウンターで、

船着き場に行く方法を訊ね、

タクシーを手配してもらいました。

市街地ぬけると、そこは海沿いの道路。

窓から潮の匂いがしてきます。

何となく懐かしい感じです。

ビンタン島のバカンスを思い出します。

 

前回までのホテル、フレイザープレイス

からの景色とはまた違った景色です。

まあ、行先が違うので当然ですが。

 

船着き場に到着し、料金を支払って

船に乗り込みます。

料金は幾らだったかは憶えていません。

船はそんなに大きくなく、

日本で言うと

隅田川を観光する船に近いです。

そしてクルージングと言っても

本島からそんな遠くまで

行くわけではありません。

時間は1時間から1時間半くらいだったかと。

 

周りは、カップル、家族連ればかりで、

1人は私だけです。

 

そして日本人も私だけなので、

話しかける、話しかけられることもなく、

ただただ、海から本島を眺めたり、

空を見上げたり、沖を観たりです。

 

小さな島に到着して、

下船して散歩をしますが、

やはり一人では、

時間を持て余します。

 

 

小さな島を2つ程周ってスタートの

船着き場に帰ってきました。

 

そしてタクシーでホテルに戻って

近くのショッピングセンターらしき

ところをぶらついて時間を過ごします。

このショッピングセンターというのが

6~7階くらいの建物で中央部は吹き抜け

その中にエスカレーターが設置されてます。

 

とても顔を下に向けられません。

私は上階まで行けずに3階で降りました。

ここでもコピー品はワンサカ売ってました。

 

私も折角なので

「ジャッキーチェン」の

アクションシーンを特集した

ビデオCDを買いました。

(DVDではありません)

普通のDVDプレイヤーでは再生出来ず、

パソコンのCD-ROMドライブでしか

観る事が出来ない代物です。

 

晩御飯は、ホテルのレストランで

1人で食し、あとは適当に過ごして就寝です。

 

何とも寂しい旅でした。

帰路にて

翌朝、朝食を澄まして

チャンギ国際空港へ向かいます。

まずは手続きのため、

カウンターに向かいます。

 

私は右ひざに古傷があるため、

座席は右足が伸ばせる通路側に

座りたいです。

 

しかし、その事を英語で言うには

当時の私の語学力では無理。

そこでメモ用紙の登場。

言葉が通じないなら絵で説明。

 

というこで、飛行機内の

座席の絵を書き、私が希望する

座席を塗りつぶして、

「I request this seat.」

と伝えると、

「OK」と答えました。

分かってくれたみたいで

希望するシートが取れました。

 

あとは荷物を預けて空港内を散策。

そうすると空港内にサウナを見つけ、

利用することにしました。

日本のサウナみたいにテレビはありません。

だから・・・

サウナで空手の型を稽古しました。

より汗を掻くために。

1人外人がいましたが、気にせず

やってました。

 

そして飛行機に乗り込み

あとは日本を目指します。

機内は暇でした。

シンガポールから日本へは

約6時間(だったかと)

映画を観る事にしたのですが、

観たいと思ったのが

懐かしの「トップガン」

観終わりました。

他に観たい映画は・・・・ない!

「じゃあ、もう一回トップガン」

 

観終わりました。

そして・・・・

「もうこれしか無いのかよ」

と三度、トップガン。

 

三回目の途中で間もなく日本。

ということで強制終了しました。

 

ディズニー映画が幾つかあったのですが、

ディズニー映画って観ないんだよな~俺。

 

締めの一言

この時のシンガポール出張が、

この会社を退職するきっかけの

1つになりました。

 

電話一本で、個人の都合なんか

関係なく出張。

 

個人の予定が立てられない。

空手が出来ない。

旅行に行けない。

歯科院に行くために

会社を休むのは認めない。

 

体調不良で休むと、

本当かどうか自宅に確認しに来る。

 

下の世代を育てようとしないから

負担が減らない。

 

そして年度末の3月に

退職しました。

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