ドイツ滞在記!海外生活が苦手な私の3週間 第3話

登場人物

・Motegi:私
・ゴッチ:相方(日本人)
・Gary(ギャリー):英国のエンジニア
・ボス:Garyの上司

※今後登場する人物含む

ミュンヘン空港でのちょいエピソード

こんにちは、Moteです。

今回もドイツ出張シリーズの第3回です。

そして今回はお仕事開始と、

酒での挑戦を受けた話です。

翌日、ホテルの1階で朝食をいただき、

Garyの運転する車で訪問先の会社に向かいます。

 

Wacker(ワッカー)という

半導体の設計・製造を行っている会社で、

ドイツでは有名な会社みたいです。

ちなみに日本法人もあったはず。

 

Wackerと言えば

ミュンヘンでの入国審査で、

パスポートと顔が違うと言われ

入国を止められました。

運転免許証は持っているか?

と聞かれて出したら、

これも違うと言われました。

そして

「何処に行く?」

と聞かれ

「Wacker」

と答えたのですが、

「英語が出来ない奴がWackerに何の用だ?」

と聞かれ、そこでどう答えていいか

分からなくなったところでゴッチさん登場。

何か話をして無事入国出来たという

アクシデントがありました。

パスポート、運転免許証

どう見ても俺だよなーと

その後見比べながら思いました。

以後、

パスポートは5年で取得することにしました。

お仕事開始

さて、Wackerに到着です。

こういった工場でゲストは

簡単に中に入れません。

正門の守衛室で書類をだしたりパスポートを提示して

パスを受け取ってゲートを通ります。

 

ゲートの後にはGaryが待っていて

再び乗り込み現場に向かいます。

歩いたらかなりの距離になるんです。

 

守衛のところに会社の地図が

掲げてあったのですが、

町の約半分の面積をこの会社が占めています。

うーんまさに、Wackerタウン。

 

そして構内には線路が引いてあり

汽車(電車じゃなく)がありました。

 

敷地内を汽車が走るんだ・・・。

と二度目の驚きです。

 

事務所について

軽くミーティングをしたあと

装置が設置してある現場に向かいます。

 

半導体を製造する工場なので

無塵服(クリーンウェア)というものを

着なければなりません。

要はホコリを出さないようにするためです。

 

これを例えるなら

スピードスケーターの姿にマスクをする。

若しくは

”とんねんるず”がやっていた

もじもじ君のような姿です。

 

持ち込むものも

場合によってアルコール消毒、

そして入室前に強風を浴びて

ホコリを飛ばします。

 

装置のある部屋に到着して

早速、作業を開始します。

といっても、はじめはメカ調整のため

私は見ているか、少し手伝う程度です。

 

電気は後半、

実際に装置を動かし始めてからが出番です。

 

その日は、何のトラブルもなく終了。

今日はどこのレストランに行く?

見たいな話をしながらホテルに向います。

Gary、魂胆見え見え!

帰りの車の中でゴッチさんが

「イタリアン」

と、リクエストをしたことで

ホテルの近くのイタリアンに行く事になりました。

 

軽くシャワーを浴びた後、

ロビーに集合して向かいます。

道は全て石畳になっていて

いかにもヨーロッパと感じます。

裏通りも映画に出てきそうです。

薄暗いなか、看板だけがひかっている。

余計なものはない。

日本の繁華街とは違った雰囲気です。

 

レストランに到着して

オーダーします。

 

確か私はチーズをたっぷり使った

リゾットだったような・・・。

メニューに迷ったら

一番長い名前のメニューにする。

というふうに決めてます。

 

Garyたちは何度も訪れているお店です。

その時に一緒だった日本人、

つまり私の同僚の話を始めます。

 

「あいつはこの酒を呑んで潰れた。

お前はどうだ?挑戦するか?」

と来ました。

こう言われたら行くしかありません。

酒の名前はグラッパ。

 

Garyが何かを期待しながら笑ってます。

その期待とは

もちろん、私が潰れること。

んで、私の前にグラッパ登場

量は日本酒を飲む時の

おちょこ2杯分くらい。

最初、ちょっと舌で舐めて

これなら大丈夫と思い

一気に「ゴクッ」飲み干しました。

そして一言

芋焼酎じゃん

笑ったのはゴッチさんだけ。

 

 

Garyは言葉の意味が分からず

ポカンとしています。

私がもう1杯という意味で

人差し指をたてます。

 

そこから続けて2杯飲みました。

が、私は全然平気です。

Garyはつまらなそうな

顔をしています。

たしか

「やっぱりお前はビアモンスターだ」

みたいなことを言ってたような。

あとは、普通に食事して

ホテルに帰りました。

Moteの締めの一言

帰国後、グラッパで潰れた同僚に

「お前、あれで潰れたんだって?」

と聞きました。

「Garyから聞いたのか?」

「ああ。でもあれで潰れるか?」

「そうなんだよ道路で倒れちゃってさ」

と笑って答えていました。

そして

「Motegiは、酒、強いからな」

と苦笑い。

微妙な空気でした。

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