登場人物
・ゴッチ：相方（日本人）
・Gary（ギャリー）：英国のエンジニア
・ボス：Garyの上司
成田空港に現れた私
こんにちは、Motegiです。
私は30歳前後の数年間、
結構、海外に出かけていた時期があります。
殆ど出張ですが・・・。
数えてみたら8か国に行ってました。
中でも印象に残っている行先が
・ドイツ（３回）
・シンガポール（３回）
・USA（２回）
です。
今回は、
ドイツに行った時のお話をします。
なお、シンガポールとUSAの話をするかは未定です。
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トータル３回ですが、あの頃から既に20年。
記憶がごちゃ混ぜになっています。
ですから、行ったのは１回と
思って読んでください。
当時の私は、
電気設備のエンジニアとして
働いていました。
電気のエンジニアといっても
幅が広いのですが、
具体的に言うと
半導体を製造するための装置の
ソフトウェア担当です。
設計、製作は日本国内の工場で行い、
そして現地での調整、試運転のための
ドイツ出張でした。
他のシンガポール、USAも同じ理由です。
旅行としての海外は台湾だけです。
毎回、協力会社の人と出張です。
メカ担当と電気担当の私で二人で出かけ、
現地で協力会社の現地法人のエンジニアと
合流してお客のところに行くのが常でした。
そんなわけで、まずは成田空港で
日本人同士で待ち合わせです。
その頃は、海外に行くのも慣れてきて
半ズボンとTシャツ、サンダル履きで
私は現れました。
「えっ、Motegiさん何しに行くの？」
と一緒に行く奴に言われました。
まあ、どうみても海水浴？
ってな感じです。
一方彼は、ビシッとスーツを決めています。
彼とはこれまで何度か国内外で
一緒の出張経験があります。
でも私の言い分は、
十数時間も飛行機の中で過ごすんだ！
それもエコノミークラスで。
せめてリラックスできる服装で
過ごしたいというのが俺の本音。
そんな場所でネクタイしてたって
意味ないじゃない。
どうせ、半分以上は寝てるんだから。
まあ、そんな事を言ったりしながら、
搭乗手続きと時間まで適当に時間を潰します。
んで、予想通り出発の時間の
遅延の案内がありました。
「なんで国際線って時刻通りに運航出来ない。」
私の経験でも、これまで時刻通りに
フライトしたことあったか？
ってな感じですが、
まあ予想通りと言えば予想通りです。
問題は、
コペンハーゲンで乗り継ぐ予定が、
狂ってしまったわけで、
一体、無事に辿り着くのか？
そっちが不安になります。
それは他の乗客もそうでしょうが、
私たちの英語は通じるのか？
そこが一番の不安です。
とまあ、心配をよそに飛び立ちました。
航空界会社はドイツが誇るルフトハンザ航空。
飛行機の中での私の行動（毎度）
座席は後部の方でした。
トイレに近くて良かったです。
何せ私、機内では
ビールを飲みまくるので。
そして毎度のように、この時も飲みました。
ビールをおかわりするのですが、
いつも同じボーイが持ってきます。
私達のエリア担当のCAです。
始めは
「ビア プリーズ」
と言ってましたが、
後半は手を上げただけで
ビールを持ってきました。
途中、数時間眠ってから
起きてまたオーダーします。
一体何本飲んだろう？
といった感じです。
一緒のゴッチさんも、
毎度のことながら呆れ顔です。
機内は機内食とこれしか
楽しみがありません。
映画を観る場合もありますが、
観たいものが無い場合は、
大抵、こうなります。
こんな感じで少し酔った状態で
コペンハーゲンに到着です。
そして飛行機を降りる際、
あのボーイがビニール袋を
私に渡しました。
「内緒だぞ」
といった感じの表情です。
中身を見たら、
ルフトハンザのビールが６本。
機内でずっと飲んでいたビールです。
そして何か言ってました。
分かったわけではありませんが多分
「お前ほどビールを飲む奴は初めてだ」
とでも言っているように思えました。
一緒のゴッチさん。
「こんな人（CAからお土産をもらう）初めて見た。」
と一言。
しかし、
そんなことに浮かれている場合ではありません。
乗り継ぎはどうなるんだ？
最も、気になるところです。
続きは次回の講釈で
Motegiの締めの一言
気取らずに、飛行機の中では
リラックス出来る服装が良いと思います。
但し、稀に薄着過ぎて
寒さを感じる時がありますが・・。
あとは、
膨らませて使うこんな枕があると快適です。
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久しぶりに思い出した
ドイツへの旅の話です。
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