飛んでシンガポール!2001年アジアの旅 第14話

登場人物

・Motegi(私)

残りの2日をどう過ごす?

こんにちは、Motegiです。

今回はシンガポール訪問記の第14話。

今回も1人で行った時のお話の続きです。

「Alone in the Singapore.」の続きです。

 

シンガポールでの2日目。

前日はあっと言う間に過ぎましたが、

この日から一転して、時間を長く感じます。

 

朝、ゆっくり起きて、ドア下に置かれた

シンガポールの新聞に目を通します。

 

しかし、何が書かれているのか意味不明。

 

テレビをつけて、昨夜コンビニで買った

サンドウィッチを口にします。

 

そしてガイドに載っていた

近所の寺院の見学について予習します。

ホテルが無料で行っている寺院巡りです。

現地人のガイドが付きます。

出発時間になってホテル裏手の

駐車場から出発です。

数分歩いた後、寺院に到着しました。

 

そして、

色々とガイドが説明するのですが、

私には何となくしか分かりません。

 

それよりも、

昨夜飲み過ぎたせいか妙に暑く感じ、

そしてやたらと汗をかいていた

事を憶えています。

 

この寺院見学も1時間弱で終わり

ホテルに戻ってきました。

 

さて、何をしよう。

とりあえず部屋に戻ったのですが、

部屋の掃除が始まってました。

 

気にせず、ベッドに横になって

日本から持参した本を読み始めました。

 

掃除をしている女の子には

「ベッドメイクは不要」

と言ってそのまま横になってました。

 

掃除が終わり、

女の子が出て行ったところで、

「そうだ、プールに行こう」

と思い立ち、

さっそく行動に移ります。

プールで死にかける

プールはホテルの屋上にあります。

屋上に昇ると、シンガポールの市街地が

一望できます。

高い所が怖くてもフェンスから

離れたところなら、やや平気です。

 

プールでは観光客がはしゃいでいます。

しかし、その光景がちょっと妙です。

プールの面積の3分の1にあたる場所に

誰もいないのです。

 

その理由はこの直後知ることに・・・。

 

準備体操を適当に済ませて、

私は人が”いない側”のプールサイドに

立ちました。

そしてそこから、足を先にして

飛び込みました。

 

体がどんどん沈んでいきます。

もうプールの底に到達するだろう

と思っていた段になっても

体が沈んでいきます。

そして水面が遠ざかっていきます。

 

おいおい。なんだこれはーーー!

 

思いっ切り飛び込んだため、

沈んでいく勢いに、泳ぐ動きが負けます。

 

溺れる、溺れる。

 

と思いながら底に辿り着きます。

そして今度はプールの底を

思いっ切り蹴って

水面を目指します。

もちろん手の動きはマックスです。

 

この事態は予想外のため

息も大きく吸い込んでいません。

 

「まずい、息が続かない。」

 

水面の向こうに太陽が揺れています。

 

早く、早く、

早くあそこに辿り着かなければ・・・。

ザブーン。

水面から顔を出すことが出来ました。

 

「はぁーーっ」

 

とまずは一息。

 

そしてプールの端に行って手を掛け

はぁ、はぁ、はぁ。

 

と空気を身体に取り込みます。

 

何だったんだ?

と思いながらプールを出ました。

 

落ち着いたところで、

人が沢山いる場所から

プールに入ってみると、

底に足をついても顔は水面から出ます。

 

そうだよな。

本来はこれだ。と思いながら

溺れかけた側に歩いていきました。

 

そうすると、

「なんということでしょう。」

(ビフォーアフター風)

途中から深さが変わっているでは

ありませんか。

 

「そうか、そうだったのか。」

だからこっちでは

誰も水遊びしてなかったんだ。

こんな構造のプールは初めてだった。

 

それにしても危なかった。

と思いながら、

今度は構造を知った上で潜りに挑戦です。

今度は頭から飛び込み、

底にタッチして戻る。

というのを何度か繰り返しました。

 

プールでの遊びを終え帰る時、

プールの構造を示した図を発見。

「なるほど。ちゃんと見ないとな・・・。」

マッサージ再び

プールの横にマッサージ用の

小さな建物がありました。

 

マッサージと言えば、

あのビンタン島を思い出します。

 

しかし、ここは

「ホテル・ニューオータニ」

まさかあんな事はないだろう。

ということで、

マッサージを受ける事にしました。

 

海パンのままベッドにうつ伏せ。

マッサージをするのは、

おばちゃんになりかけ位の

体型は普通の女性。

 

そしてマッサージが始まります。

上半身、下半身、両腕。

気持ちいいです。

眠くなってきます。

 

そしてあお向けになって、

首、鎖骨あたりをほぐして

終了になったと思ったところで、

 

その女性がパンツの中に手を突っ込み

「マッサージだけで大丈夫ですか?」

と日本語で話しかけます。

 

心の中で、

「ニューオータニ、お前もか!」

と叫びながら、

「No thankyou」

と言って断って建物を出ました。

2日目のその後

部屋に戻って

今度は熱いシャワーを浴び

諸々の汚れを落としました。

 

さて、この後はどうする?

 

久しぶりにリバーサイドでも

行ってみるか。

と決めて、散策しながら

リバーサイドを目指しました。

 

急ぎではないので景色を楽しみながら

ゆっくり歩きます。

リバーサイドに着いても

晩御飯はどこにしようと考えながら

川の横を歩きます。

 

そして当りハズレの少ない

中華レストランで晩御飯を済ませて

ホテルに戻りました。

あとはTVを見たり、

本を読んだり、報告書を書きながら、

明日はどうしようと考えつつ

眠りにつきました。

Moteの締めの一言

まったく、マッサージに関しては、

怒りと言うより、呆れを感じました。

 

日本人の需要があるから供給がある。

だから日本語を使うのだろう。

と思います。

でもまさか

「ニューオータニ」でもとは・・・。

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