ドイツ滞在記!海外生活が苦手な私の3週間 第5話

登場人物

Motegi:私

ゴッチ:相方(日本人)

Gary(ギャリー):英国のエンジニア

ボス:Garyの上司

モーツァルト一色の街

こんにちは、Motegiです。

今回もドイツ出張の思い出の5話。

エピソードは、ザルツブルグへお出かけのお話です。

金曜日の仕事が終わりっての夕食時、

Garyから明日の休みはどうする?

と質問があり、

「特に何も決めていない。」

と答えると、

「じゃあ、ザルツブルグに行こう」

と提案があり、その計画に乗りました。

 

翌日、Garyの運転する車で

いざ、オーストリアへ

メンバーはGary(運転手)とボス、

そしてゴッチさんと私の4人。

 

パスポートは必要か?

と尋ねたら、

必要ないと思うが、一応持って来て。

とのことで持参することに。

 

バーグハウゼンの街を抜け、

景色が少しづつ変わり、

やがて草原が広がる田舎へと。

その中の一本道を車で移動していきます。

あーこれどこかで見た事があるな~

なんだっけって思いだしたのが、

「ルパン三世 カリオストロの城」

の冒頭の草原をフィアットで

走るシーンだった。

 

そして、国境を示すゲートが見えてきた。

一応、パスポートを用意した。

 

ゲートの傍には守衛が立っていたが、

特に止められることもなく通過。

ただし、

速度を落としてGaryが手を振っていたような。

 

陸上の国境を越えたのは初めてだった。

やっぱり陸続きは違うんだな。

ヨーロッパはこんなもんなのかな。

そういえばルパンはゲートで

軽くパスポートを出していたような

記憶がある。

 

ザルツブルグに到着して

車を駐車場に預けて街に繰り出します。

街の印象を一言で言うと

「モーツァルト一色」

モーツァルト関連の商品を売っている

お土産屋さんばかり。

といった感じです。

失礼だが、こんなの買う人がいるのか?

と思うようなものまで・・・。

でもこれは

好きでも嫌いでもない一般人が思うことで、

ファンにとっては

たまらない物なのかもしれない。

 

もう1つ印象的だったのが、

観光客相手の馬車。

日本で言うと

浅草の人力車といったところです。

そういえば、

この馬車と場所に記憶があります。

それは、
フジテレビの「夜のヒットスタジオ」の

海外からの中継で

ベルリンというグループが

「愛はため息のように」

という歌を

歌っていたシーンです。

ちなみにこの歌は

映画・トップガンの挿入歌です。

お城に登城

街を適当に散策してランチになりました。

スパゲッティのお店に入って

各自で好みのものを、そして

みんなで食べる用のピザをオーダー。

あと、Gary以外はビールを。

ランチ後は、お城に行くことになりました。

このお城は山の上に建っていて、

建物の中へはロープウェイで行きます。

 

これが結構な高さです。

実は私、高い所が苦手です。

恐怖の時間の始まりです。

 

ロープウェイも中腹に差し掛かった頃、

私はもう外をまともに見れません。

目を瞑って動きません。

 

Garyは

「Motegiさん。いい景色だよ」

とからかいます。

でも私は目を瞑ったままで、

ひたすら到着を待ちます。

そしてやっと到着。

城の中を色々と探検です。

殆どが石で出来ていて、

日本の城とは違う西洋のお城。

日本のお城でも思う時がありますが、

よくこんなのを、こんな場所に

造ったよな~~。

当時の権力者の力を感じます。

 

ある程度見終えた頃に

写真を撮ろう。ということになり、

みんな城壁の傍にいきます。

私を除いて。

 

その城壁の向こうは断崖絶壁、

ロープウェイが設置されている場所です。

 

「いやいや、もっとこっちで撮ろう。」

と城の内側を私が指さします。

 

「なんで、この絶景の場所で撮ろう」

と言いつつ、ニヤニヤしています。

 

そう、

私を怖がらせて楽しんでいるんです。

 

「男じゃないぞ~~」

と言ってます。この言葉で、

そっと恐る恐る、城壁に近づき

みんなで写真を撮りました。

 

撮った直後私は速攻で城壁から

離れたのですが、それを見てまた笑ってます。

 

「お前、空手マンだろう(笑)。」

と聞こえてきましたが、

「空手は関係ない。」

と反論したようなことを憶えてます。

 

そして昇ったからには

降りないといけません。

下りのロープウェイも目を瞑ってましたが、

少し慣れたのか、時々目を開けて

景色を見た事を憶えてます。

目の前の山脈はキレイでした。

 

帰りの車では、お酒も入っていたことで

寝てしまい、ホテルに着いたところで

Garyに起こされ、そのまま

夕食を食べる為、地下のレストランへ。

そこでも、高い所が苦手なことを

話のネタにされたこと言うまでもありません。

Moteの締めの一言

子供の頃、高いところから落ちた事があって、

全身を強く打ちました。

その時の様子、しっかり憶えているんです。

怖いものは怖い!

だから、観覧車なんて、

もっての他です。

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